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先日、発表された第74回ニッコールフォトコンテストのグランプリの写真について様々な意見が飛び交っていますね。
ニッコールフォトコンテストの長岡賞の受賞経験がある私の見解をお話しします。
カツオドリが水中でニシンを捕まえた瞬間を、魚眼レンズで水中と空を分け写した写真です。水中写真をやらない人には驚くような構図ですが、水中をやる人からすると定番(既視感のある)の構図と言えるでしょう。
①議論されている左上に飛んでいる鳥が謎の生き物になっててAIじゃないかとの疑惑がありますが、これはハイジングに水がついて歪んでいるのだと思います。水中写真あるあるです。
ニッコールフォトコンは入選候補の通知が来るとRAWデータの提出が求められるのでAI生成された画像は失格になります。
②大海原でカツオドリがダイブしニシンを捕食する究極の一枚に見えるが、ニシンが魚屋でも売らないほど傷んでいる。
魚の目利きで一番に見るのが目です。血が滲んでいるので、捕食されて傷がついたのではなく、死んでから数時間経っているのか、冷凍されていたのか不明ですが、とても違和感がありますね。ここで疑われるのが餌付けではないのか?断定はできませんが、その可能性もあるでしょう。海外(スコットランドだったかな?)では船からダイバーのいる場所にニシンを撒いてカツオドリのダイブの瞬間を撮影させるツアーがあるようです。それが商売になっているので、そこで写真を撮影して自身が良いと思ったのなら、それでいいと思います。
この写真が餌付けが確定したわけではありません。たまたま死んで数日たったニシンが流れてきた可能性もありますからね。
③餌付けと決めつけてしまった方々が、疑問に思っているのが、野鳥に餌付けをして撮影した写真が、歴史あるフォトコンテストのグランプリに輝き、賞金50万円+副賞Z8を手にして良いのかと議論されています。
野鳥の会では、野鳥への餌付けをしないように呼び掛けています。カメラメーカーも、その考えを尊重していますね。
ただ、ニッコールフォトコンでは、その規定がありません。
ここが難しいところです。NIKONはホームページで餌付けをしないように呼び掛けていますが、ニッコールはNIKONとは少しだけ違う組織なのです。関係は深いですけどね。
10年くらい前に、知床の有名なシマフクロウの餌付けの宿で撮影された、ヒグマ、シカ、狐、シマフクロウがライトアップされた生け簀にやってきた4枚組の写真がニッコール大賞になっていたこともあります。なので餌付けの写真でも受賞はするのだと思います。
写真は、面白いもので、この一枚の写真が大海原で泳ぎながら撮影したと思って見ると究極の一生に一度の傑作に見えますよね。逆に、ダイバーがプカプカ浮いている側にニシンを撒いてカツオドリをおびき寄せたと考えると急にチープに見えてしまいます。審査員が、どのように見たのかも講評が気になりますが、撮影者の言葉も気になりますね。
ただ、自分が撮影した写真に撮影者は、自信を持ち、ドンと胸を張ってほしいです。数百枚、数千枚の中から選び抜いてコンテストに応募したのですから。
自然なのか、ツアーなのか、餌付けなのかも正直に話してほしいです。
全く、餌付けなどなく、自然の中で撮影したのであれば、私はスタンディングオベーションで讃えます。
ニッコールフォトコンはネイチャー部門について、そろそろ定義や規約を書いた方がいいと思います。
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「第74回ニッコールフォトコンテスト」グランプリが決定 「ネイチャー」Web部門から選出 応募総数は全2万3,611点 dc.watch.impress.co.jp/docs/…
KenKen retweeted
「こんな定番な場所で撮ってもフォトコンで賞なんて取れないよ」って知らんおっさんに突然言われる。別にフォトコンで賞を取りたくてココで撮ってる訳ではない。
ずっとココで撮るの憧れて夜中から歩いて来たのに老害にも程がある。




















