Etsuko T. Harada retweeted
#新国立劇場 の新作バレエ #チャップリン 原作『#街の灯』の初日。
始まってすぐにとめどなく涙が溢れる。放浪者が舞台に現れた時の盛んな拍手。誰もが待ち望んでいたチャーリーにお客さんの愛が注がれる。それだけで胸がいっぱいになった。『街の灯』のバレエ化ほど、困難なプロジェクトは他には思いつかない。これはとてつもない挑戦だ。「あなたの喜劇はバレエそのものです。あなたはまさしく舞踊家です」とニジンスキーも絶賛した、最高のダンサーの一人であるチャップリンをバレエにするというのだから。まずは果敢に挑まれたチームの皆さんに最大限の経緯を表したい。(僕だったら尻込みしてしまってようできへん)。
最初の驚きは、チャップリン作曲の音楽がすでに素晴らしいバレエ音楽であることに気付かされたこと。指揮・編曲のティモシー・ブロックは、『街の灯』だけでなく、『モダン・タイムス』『独裁者』『キッド』『担え銃』の曲からも織り込んで見事に構成している。長年チャップリン音楽に取り組んできたティムだからこそ、チャップリンの音楽を自分の感性にして、美しくまとめ上げた。大勝利。大成功。
アラスター・マリオットの演出・振付は、完全に正攻法でチャップリンの世界を細かい動きに至るまでダンスに落とし込んでいて、その誠実さに圧倒された。逃げも隠れもしない、真っ向からのチャレンジ。かつ、単に映画からバレエに移すだけではなく、原点のパントマイムに遡って新しい作品を作っている。そこはやはりイギリスの強み。完全にチャップリンにして、完全にダンス、バレエ、そしてパントマイム。
ディック・バードの美術と衣裳が秀逸。『街の灯』の世界を、詩情まるごと移し替えている。チャップリンがなぜ本作のタイトルを『街の灯』にしたのかを丹念に読み解く。
奥村康祐さんの放浪者は、チャップリンについて研究に研究を重ねた上に、おそらくはこの役をご自身の代表作にするのだという鬼気迫るものを感じて、やはり圧倒された。
公演後、クリエイティヴチームや出演の皆さんにお会いすることができた。
芸術監督の吉田都さんや奥村さんは、文楽『まちの灯』もご覧になってくれた。吉田都さんはラジオなどいろんな場所で文楽『まちの灯』のことをお話くださった。奥村さんは僕のチャップリン関連本を読んでくれたとのこと。公演後にお会いした奥村さんには、求道者だけが持つ確信に満ちた佇まいがあった。
打ち上げのディナーでは、演出のアラスター、吉田都さん、アーノルドと同じテーブルでお祝いの言葉を述べさせていただいた。吉田さんは眠れぬ夜が続いたとのことだが、初日の成功に心から安堵された素敵な表情。僕はロンドンでの研究滞在中に、何度も吉田都さんのロイヤルバレエでの舞台に感銘を受けていたのだった。
「ところで、ラストシーンのある照明の変化・・原作の奇蹟のクロースアップを舞台に翻案するときに、あの変化をしましたよね・・実は、同じことを僕も文楽でやってるんです」というと、アラスターたちは「おおお!」と声を上げた。申し合わせることなく、同じことを思いついていたことに、お会いする前からチャップリンを介して通じ合っていたことがわかり、とても嬉しかった。
ディックは日本文学の読者で、僕が川端康成の母校出身であると言うと、とても喜んでくれて、「自分も伊豆の踊り子の宿に泊まったんだ!」と。川端や谷崎について深い議論を交わした。異文化に精通しているからこそ真正・正統・斬新なバレエのデザインを手がけることができるというわけか。
バレエ『街の灯』のラストシーンは原作との違いもあって、議論を呼ぶと思う。映画『街の灯』のラストは、あれ以上のものは世の中に存在しない。何をどうやってもチャップリンにはかなわない。誰もがそのことを知っていて、その上で、アラスターと奥村さん達は、あの奇蹟のラストに真っ向から挑んだ。とてつもないことだ。逃げ道を選択して賢く得点を稼ぐ道もあったかもしれないのに、愚直に誠実に挑むこと。チャップリンへの果てしない愛とリスペクトの末に、自分の思いを刻むこと。それは真に大きなアーティストだけがなしうることであり、僕としては、ただただバレエ『街の灯』のチームに頭を垂れるしかなかった。
チャップリンからインスピレーションを得て、さらに新しいインスピレーションを現代に与える、偉大な朝鮮に満ちた公演だった。とにかく必見。
写真1:大野裕之、チャップリンオフィスのアーノルド・ロザーノ、新国立劇場の舞踊芸術監督の吉田都さん、演出・振付のアラスター・マリオット、振付助手のジョナサン・ハウエルズ
写真2:#米沢唯 さん、#尾上右近 さん、アーノルド、#奥村康祐 さんと
写真3:チャップリンオフィスのアーノルド・ロザーノ、奥村康祐さん、編曲と指揮のティモシー・ブロックと。
#チャップリン #chaplin #charliechaplin #citylights
ゼッタイ持ってるのに,自宅にあるはずの本がどうしても見つからない...2週間探してついに諦めて,もう一度購入・・・ くやしい・・・(笑) (そしてamazonで購入しようとしたら「○年○月購入」の文字が出てきて,さらに悔しいww 思わず心の中で「知ってます!」と返答してしまったの巻).
嬉しいコメント,ありがとうございます!当初こちらからはタイトルに「真面目な心理学」って入れたい!と言ってた(諸処あって実現しませんでした)だけに,「ちゃんと正確で誠実,でも訳わからんと投げ出されないように」という点は何とか頑張りたかった!少しでもその目標に近づけていたら嬉しいです!
ご恵送いただきました!感謝です!@DaikiSawai
まだパラパラとしか見ていないのですが、とても(心理学初心者の)読者に寄り添った、学術的正確性と実用性を両立させている構成に感じました〜
あと一つだけ!新国「街の灯」2階席ほぼ中央からは、オケピに「細い赤い線」だけ見えてて、なんだろう?と休憩時間に行ってみました(こういう時は写真撮っていいのかな?)。横手から見るとサイレンでした!そう2幕で派手に鳴ってた、あれです!
昨夜に続き新国「街の灯」.奥村-唯さん回.素晴らしかった...1秒1秒をかみしめるように観ました.1幕PDD,アラジンの絨毯のシーンのように,娘の世界を広げていく様子に,ドキドキが止まらなくなりました.よくある,父親が小さい娘にダンスを教える「足の上に足をのせて踊る」シーン.あそこでも→
奥村さんのリトルトランプ,実に愛らしいんですよね.愛嬌があるというか.後ろの席の海外からのお客様,奥村さんが歩くだけでこらえきれずに笑ってて,それも含めてw可愛らしかった(笑).
ほんとに素晴らしい時間だった..からあと1時間くらい,その世界に浸っていたいです...(←シゴトシロ
昨日はへんてこりんなマチソワになってしまったのですが,マチネでホフェッシュ シェクター カンパニーTheatre of Dreamsも観てきました.面白いっていうかなんか不思議な感覚の90分でした.なるほど夢,寝てる間の夢ね!と思うことが幾つもあって面白かった(突然の視点変換,焦点の当て方の変化等)
一つ反省は,コンテ系は全体が見えた方が面白いから,と今回も2階席でしたが,これは絶対1階席の方が良いと思った! (しかしこの作品を,パリオペラ座も上演したんですか?作品はこれじゃないのかな..それはまたどういうことになるのか,観てみたいなあ!)
新国「街の灯」一つだけイヤンな点(笑).なぜそんなに英語第一主義?っです.トーキー風の説明文,まず日本語でよくないですか? 実はポスターもCity Lightsが強すぎて「街の灯」(←文字かすれてるし!w)が目に入ってないと思う.人は母語の処理速度が爆速ですから!まず日本語!でお願いしたいです!
新国「街の灯」木下さん絢子さん回.本当に映画「街の灯」の世界がそのまま,美しく軽やかに舞台の上で繰り広げられ,「これを観たことを大切にしたい」と思わせる素敵な舞台でした.これね,バレエだから関係ないって思われたくない,皆にみてほしい!って思いました...







