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映画沼📽️読書森📚️香港迷🐉染織恋🧶素描愛 ときさえです🐈異国生活&観た映画を呟く流れから文筆事始め✍️古書店主←在🇹🇭6年含一時出家🪔←街金←美術館学芸←🐟築地場外←東京藝大卒院退🐈‍⬛キリスト新聞・スタジオボイス・アジア映画本等寄稿🐾求🇪🇸語圏住案件👟お声がけお誘いDM迄✏お仕事plz

Bangkok↔️Tokyo pherim関連リンク集→
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『DIGGER/ディガー』🇺🇸🇲🇽 圧巻の映画体験。 覇権国を石油会社CEOが操って人類破滅一直線、という痛快なトランプ風刺劇かと思わせてからの大転換。🐻‍❄️ トム・クルーズ+イニャリトゥ監督の座組からして高まる期待値を盛大に超えてきた。バードマン→バルドと続く裏返り劇中劇の更なる進化に息を呑む。
『バルド、偽りの記録と一握りの真実』 あるメキシコ人ドキュメンタリー監督の、痛切なる帰郷。追想、幻想、トラウマ、哀悼。発光する死と生。 イニャリトゥによる、クストリッツァ“Underground”寄りの“バードマン”セルフリメイク🇲🇽現代史版という塩梅。劇場向けな作りがROMAも想わせるNetflix新作。
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『ミッション 4K デジタルリマスター版』The Mission🇬🇧🇫🇷1986 18世紀、南米先住民の教化を図る宣教師 vs 奴隷商人の対立構図から、諸々あって師弟となるが。⛪️ 精悍ロバート・デ・ニーロ獅子奮迅。若いリーアム・ニーソンも戦う神父役で魅せる。✞ 十代の頃のベスト10映画、4Kガチ鮮烈で感動一新。
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“ 望まれてるのは、殺られるか、嘘に漬かるか。それだけだ。唯一できるのは、自分ってものを持ち、自分を《島》にすることだ ” ――ウェルシュ曹長(ショーン・ペン) “They want you dead, or in their lie. Only one thing a man can do - find something that's his, and make an island for himself.”
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『TÁR/ター』🎼 ケイト・ブランシェットが、ベルリン・フィル首席指揮者の孤立しゆく魂を凄演する。 最高峰楽団を率いる革新者の君臨する、恋人のコンマス始め同性愛伴う身内贔屓疑惑をまとめてはね返す帝国の描写圧巻。 中盤から響く崩壊序曲も鋭く、煉獄物語と一体化したこの音響体験は新しい。🎹
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『サスカッチ・サンセット』🦧 北米先住民に伝わるUMAサスカッチは実在した。 仲間を探し旅を続ける四匹の、本能むき出しな日々。🏞️ ジェシー・アイゼンバーグが中の人だと意識して観ると面白さ倍増する。ぎりぎりスベり続けるギャグが、病みつきになるころ終わる狂おしさ。 teapawt.org/pherim/status/11954991…
『ゾンビランド:ダブルタップ』 何が楽しいって前作から10年たって、同キャストを実現させたこと。20歳だったエマ・ストーンは風格漂わせ、でもウディ・ハレルソンの炸裂親父ぶり安定で超展開乱れ撃ち、しかも前作で死んだあの人が。作品内も10年経過して、ずっと4人で生き延びてた設定が胸熱すぎる。
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『戦闘』La lotta🇮🇹2018 ナチス兵に追い詰められたパルチザン兵士を川が救う。🏞️ 浮き上がればそこは人々がスマホで花火を撮る平和な現代で、という名匠マルコ・ベロッキオによるマカロニ・マジックリアリズモ短編。国破れて山河ありを地でゆく雄大さ、壊れた時計の雄弁さ。 teapawt.org/pherim/status/14645632…
『ローマで夜だった』 ナチス傀儡下ローマで、元気溌剌娘が連合国兵士を匿うロッセリーニ1960年作。 困る人は放っておけない娘、収容所から逃げてきた英米露兵士、良心覗くナチ将校から野心的神父まで抜群の人物造形。言葉を超えた理解、ファシズム期イタリアへの狂おしい眼差し、本物の名作でした。
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『処刑の丘』🇺🇦🇧🇾🇷🇺 元教師のパルチザン2人が、 過酷な雪中行軍の末ナチスに囚われる。 全体状況は映されず、映像は2人の視界が及ぶ軍装の着脱や民家での隠匿など細部へ特化する。 女性監督の撮る戦争映画系譜の極北に輝く、シェピチコ1976年作。処刑描く終盤はもう神話的。teapawt.org/pherim/status/11231840…
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『処刑の丘』"Восхождение" 第二次大戦下ベラルーシの雪林でドイツ軍から逃亡するパルチザンを映す冒頭部から、タイトルが示す終幕まで全編ガチシリアスな女性監督ラリーサ・シェピチコ1976年作。絶望と聖性の同居する顔面のクローズアップが反復するうち、一つの様式として力を持ち出す様に圧倒される
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『ホワイト・ビルディング』“White Building”🇰🇭 モリヴァン建築(V.Molyvann+Lu Ban Hap)の終末SF的/九龍城的相貌に惹かれていたので、見応えある映像大漁。 ドラマパートでの監督の家族への焦点化は平板すぎた。もっと色んな住民いたろうに。プノンペン街区へ沈み込むような撮影が前作にはない良趣。
『昨夜、あなたが微笑んでいた』"Last Night I Saw You Smiling" プノンペンの歴史的集合住宅(モリヴァン他設計)の最期。そこで育った監督による血肉化した目線が捉える団地風景は、どのカットにも愛情や追憶の奥行きが感じられる。風や光の通り具合がよく映し撮られており、記憶遺産的価値も高い。(続
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『息子の面影』“Sin Señas Particulares” メキシコの母が、仕事を求め旅先で消えた息子を探す旅路へ。一方、米国強制退去となった青年は故郷を目指す。 美しくも残酷なこの暗黒ロードムービー、迫真描写の連打に茫然自失。黒澤描く戦国級の生き地獄を同時代にみる81年生まれ女性監督初長編、お見事。
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『オデュッセイア』⚔️The Odyssey ノーラン叙事詩、堪能。 一つ目にセイレーン、巨兵団に魔女、網膜に灼きつく画の無限連弾に呼吸忘れる。 ジョン・レグイザモの忠臣エウマイオス、サマンサ・モートンの魔女キルケーとか各々スピンアウト作観たすぎる。現代の語り部は、IMAXカメラで謳うのだなと。
『インターステラー』 IMAXレーザーGT 度肝抜かれた没入体験、まさに神感。とうもろこし畑を疾駆し、十年飛び続けていたドローンを捕捉する序盤からしてもう神話的。 過去気になったアラとかどうでも良くなり、感性がバグり多重暴走のあげく帰り道の池袋がむやみに輝く。てか実家の本棚まじヤバい。
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『十年 Ten Years Thailand』 アピチャッポンの大トリ作がむしろ穏健に見える四話構成。香港&日本版よりのどかとの前評判も見たがとんでもない。軍人が写真展の撤去を命じる冒頭作、公安猫が人追い詰めるSF作の軍政批判は元より、女王が新興仏教率いて支配とかタイなら誰でもモデルがわかるヤバすぎ作
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『何も知らない夜』🇮🇳A Night of Knowing Nothing 学生運動に揺れる映画大学で学ぶ女性が、恋人へ綴った想い。 叶わない恋、消えないカースト差別、表現の不自由、台頭するヒンドゥー至上主義とモディ政権。 パヤル・カパーリヤーの醸す詩性にシリアモナムールも想起され。 teapawt.org/pherim/status/76515523…
「詩性の無慈悲」note更新しました。 note.mu/pherim/n/n506bb751f3… 内戦下シリアを描くドキュメンタリー映画『シリア・モナムール』をめぐって。有象無象の携帯動画、亡命監督の撮る濡れた路面、クルド人女性シマヴの肉声。
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『イエローキャット』 カザフスタン、大草原のただなかで映画館を開こうと夢みる男。 ヒロインとの距離の甘酸っぱさはサイレント名画のようで、アラン・ドロン、雨に唄えばなど映画愛詰まる引用多く、前科者ゆえ世間から弾かれ、暴力のしがらみに追われる男の佇まいはどこか寅さんを想わせ懐かしい。
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“We're All Going to the World's Fair”🇺🇸2021 ここではないどこかへ。 深夜、ネットの奥底に救いを探す少女が、血で濡らした指で画面をなぞる。 傑作『テレビの中に入りたい』へ連なる、内面の神話的冒険を屋根裏部屋に描きだすジェーン・シェーンブルン第1劇作。その生理感覚と孤独描写に慄える。
『テレビの中に入りたい』📺️A24 いつだって君に置いてかれる。あの夜一緒に観たテレビの中で今でもボクは息してる。内と外は裏返ってここでの数年が実は1秒で、テレビは棺桶の映し鏡で君がいない、叫びたい。 かつてデイヴィッド・リンチの世界にガチ生きたいと憧れた元少年少女、観るといいよ。🌝
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『Blue Heron/ブルーヘロン』🇨🇦🇭🇺 わかりあえなかった、兄の記憶。 バンクーバー島で過ごた夏の日々、どうすれば良かったのか。悲しいばかりではなかったはずの、煌めくような一瞬の。 ハンガリー系移民の監督ソフィー・ロムヴァリが、自らの経験を解きほぐす手つきの明晰な温度におののく。
『aftersun/アフターサン』🇬🇧🇺🇸 11歳の娘と、兄に間違われる31歳の父が過ごす夏。 思春期の入り口で様々に絡まる娘の想いと、離れて暮らす父の屈託が時にぶつかり、時に溶けあう。 古い家庭用ビデオカメラのザラ目で魅せる情感表現へよく馴染む、輪郭不明瞭な語り口が心に沁みる。 A24北米配給作。
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『HAPPYEND』 校内へ導入されるAI監視システムと、反発する十代の日々。“在日許可証”など不穏。 大人が子どもを演じる歪さを終始感じ、6人の高校生役皆が20代と知り納得。ただ校長(佐野史郎)室への古風な居座り描写は倒錯したSF感あり、空音央監督が学園闘争期の父=坂本龍一を重ねたかとも思いつく。
『十年 Ten Years Japan』 ディストピアとして十年後の日本を描くオムニバスで、若手監督5名による短編を是枝裕和が監修。各々コンセプトが興味深く、杉咲花・國村隼人・池脇千鶴らの演技も楽しめた。香港版に比べると、テーマと演出との温度差が否応なく目立ち、この不調和自体に諸々考えさせられる。
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『両親が決めたこと』🇪🇸🇨🇭🇮🇹 Polvo serán 末期癌に侵され安楽死を選ぶ高齢女優、彼女を愛する夫も共に安楽死することを決心するが。 “デュオ安楽死”急増中という今日性ある主題を、ふたりの葛藤や子供らの反発、脳転移し錯乱しゆく妻を見つめる夫の慈愛など質実に描く良作。 teapawt.org/pherim/status/16217356…
『すべてうまくいきますように』🇫🇷 安楽死を望む父の頑固さと、残される家族の逡巡。 変貌の毎度激しいフランソワ・オゾン、新作では『グレース・オブ・ゴッド』のように直近の社会的テーマを質実に撮る。変容する死の受容。 ソフィー・マルソーの、個性的な面々の結節点となる次女役は見応え充分。
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『泣く子はいねぇが』 男鹿半島のなまはげと、今日的な家族事情の妙なる混淆。 仲野太賀と吉岡里帆の演じる当世夫婦模様もさることながら、旦那の親友役演じる寛一郎の洒脱な風情に目を引かれる。民話の生理的な直接性と新世代の醒めた距離感との狭間で、なまはげが色鮮やかに更新されゆく様は圧巻。
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ガザ空爆の実践論理を暴く映画『NAZA ナザ』の凄絶。 《標的ひとりにつき、20人の市民の道連れを許容する》 イスラエル軍の方針を、当の元兵士らが明かす。 実行者へ心理的負担がかからないよう精緻に役割を分割し、数値化し、目標化する。研ぎ澄まされた虐殺機関の完成度に驚かされる。📊 例えば、乗員の生存率を極限まで高めた設計で知られるイスラエル戦車メルカバと、この空爆システムは思想が同じだと感じた。損耗を極限まで抑え最大の成果を得るために、標的家族のスマホカメラやマイクへ侵入し、爆撃直前の屋内の様子を確認する。 元情報部員は、データを元に目標建物を次々破壊する手続きは、やり甲斐があったと話す。監督は『ノー・アザー・ランド』4人の内イスラエル人の2人(Yuval Abraham&Rachel Szor)。聞き手として感情や政治論議に走らず、あくまで焦点を空爆から逸らさない。 首都テルアビブの摩天楼を背に、インタビューする間も停電が起き、ガザからのミサイル警報が鳴る。その闇と沈黙もカメラは捉え、指紋までモザイクをかけた映像が元兵士らの、唇の震えを伝える。🌃 今この瞬間にも、このシステムが回っている世界なのだなここは。憤る燃料や悲嘆の材料にする気はない。ただ、観ておけて良かった。
『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』 パレスチナ人とイスラエル人の若者4名が、ヨルダン川⻄岸地区の今を撮る。 イスラエル人青年と、軍の占領により破壊されゆく故郷を守ろうとするパレスチナの村人らとの交流場面の朗らかさ、ともに軍の専横へ抗う場面の緊迫度など被写体との近しさに見入る。
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『煙突の中の雀』“Der Spatz im Kamin”🇨🇭 本年極私BEST、『関心領域』超えの《家》映画。🏡 幼少期を暮らした家で、中年姉妹が各々の家族を連れて過ごす時間が闇と幻影とを呼び起こす。 ミニマルな完成度が凄まじい。音響&撮影も抜群で、一軒家における半日の内に、一個の小宇宙が生起退行する。🪐
『関心領域』🇵🇱🇬🇧“The Zone of Interest” 幸福な家族景、の壁向こうから響く不穏。 アウシュビッツ収容所長ルドルフ・ヘスの邸宅が象徴する他者犠牲への無関心ぶり、その今日性に震撼する。 ただ理想の家庭イメージを追い求める姿が狂気そのものと化す、主婦役ザンドラ・ヒュラーの凄演に息を呑む。
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『ガンニバル』 暴力警官 vs 人肉食一族。 下界秩序の及ぶ里山を、旧家の財力で支配する山奥の後藤家、が崇拝するカニバリズム土俗信仰。素敵すぎる。 そして柳楽優弥と吉岡里帆の夫婦演技。法の番人が時に法を乗り越える必然を《抑え難い怒り》へ結晶化、妻だけが怒りを包摂し得る構図で魅せる。👮🏼‍♂️
そう言われてみると、確かに。とりわけ『誰も知らない』の柳楽優弥イメージがまだ強い人は驚くかもですね。個人的には近年『ディストラクション・ベイビーズ』などリビドーを持て余した役柄の印象を抱いていたので、『夜明け』での生命力が逼塞しかけているような繊細な感情表現は新鮮でした。
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