虹は、太陽を背にした人にだけ現れます。中心は太陽の正反対、半径は約42度。見る人が動けば、虹も一緒に動きます。
雨粒の中で1回反射した光が主虹、2回なら約51度の副虹。色の順も逆。二本の間は暗く、紀元200年ごろの学者アレクサンドロスの名で「アレクサンダーの暗帯」といいます。
同じ雨を見上げても、隣の人とは別の雨粒から届く光を見ています。虹は、見る人ごとに生まれるのです。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #数学のある風景
1、2、3…をうずまきに並べ、素数だけを塗る。すると、ばらばらに見えた点から斜めの線が現れます。
これは「ウラムの螺旋」。
1963年、数学者ウラムが退屈な講演中にしていた落書きから見つけました。
斜線上の数は二次式で表せます。
それでも、どの式が素数をどれほど生むのかは、いまも完全には分かっていません。
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関連する用語ページ:素数とは
mathematica.site/term/prime_…
#ポゥじいとめぐる数の旅 #数学のある風景
円周上に点を置き、すべて結びます(3本の線が1点で交わらないように)。点を1個ずつ増やすと、分かれる数は1、2、4、8、16と倍々に増えます。では、6個なら32?
答えは31。
きまりがありそうに見えても、確かめるまでは分からない、という例として有名です。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #数学のある風景
正方形の上に直角三角形をのせ、その2辺にまた正方形をのせる。くり返すだけで、1本の木が育ちます。
不思議なのは面積。同じ段にある正方形を全部足すと、どの段でも、いちばん下の正方形と同じ大きさです。
枝分かれのたびに、三平方の定理がくり返されているからです。
「ピタゴラスの木」と呼ばれます。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #数学のある風景
トンボの羽は薄い膜なのに、傷が入っても一気に広がりません。秘密は、不揃いな多角形をつくる筋です。
太い縦の筋と細い横の筋が膜を細かく区切り、飛ぶときに受ける力を分散します。主な筋は中が空洞で、場所によって太さも硬さも違います。
均一な網目だから強いわけではありません。硬さ、しなやかさ、軽さを場所ごとに配り分けた設計が、あの薄さを可能にしています。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #数学のある風景
3つの扉のうち、当たりは1つ。あなたが1つ選ぶと、司会者が残りの2つの扉から、ハズレを1つ開けてくれます。
ここで扉を変えるか、変えないか。
何度もためしてみると、変えない場合に当たるのは約3分の1、変えた場合は約3分の2。最初に選んだ扉が当たる確率は1/3のまま。変えたほうが、2倍当たりやすいのです。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #モンティ・ホール問題
同じ長さの積み木を、机の外へどこまでせり出せるでしょう。
上にある積み木全体の重心が、その下の積み木の端の真上に来るように重ねます。すると上から順に、下の積み木に対して1/2、1/4、1/6…本ぶんずつずらせます。
たった4段で、いちばん上の積み木はまるごと机の外へ。
ずらす長さはどんどん小さくなる。それでも理想的な条件では、段数を増やせば、せり出しに限りはありません。
2本ぶんなら31段、3本ぶんなら227段で届きます。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #科学史
三角形の3つの頂点に、サイコロの目を割り振ります。
サイコロを振って頂点を1つ選び、いまの点とその頂点の、ちょうど半分の位置に次の点を打つ。これを繰り返すだけ。
でたらめに打っているはずなのに、4万回で現れるのは、三角形の中に三角形の穴が無限に続く模様。「シェルピンスキーの三角形」と呼ばれる図形です。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #数学のある風景
魚の群れは、指揮者がいないのに、見事にまとまって動きます。
1986年、CG研究者クレイグ・レイノルズは、「近づきすぎない」「向きをそろえる」「仲間の中心へ近づく」という3つのルールだけで、群れらしい動きを生み出す「Boids」を開発しました。1992年の映画『バットマン リターンズ』では、コウモリやペンギンの群れに応用されました。
一匹ずつが近くの仲間に反応するだけで、群れ全体には複雑で秩序ある動きが生まれます。
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りんごを引いているのは、地球の中心ではなく、地球全体です。
それなのに、なぜ巨大な地球を「中心の1点」とみなして計算できるのでしょうか?
ニュートンが幾何学で証明した、その仕組みを動画でご覧ください。
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同じ誕生日の2人がいる確率が50%を超えるのは、何人から? 365日あるのだから、かなりの人数が必要に思えます。ところが答えは23人。23人なら、2人組は253通り。そのどれか1組が一致すればいいからです。
数えるべきは人数ではなく、
組み合わせの数でした。
#ポゥじいとめぐる数の旅 #数学のある風景
左右のゆれと、上下のゆれ。2つの動きを組み合わせると、点は不思議な曲線を描きます。
ゆれる速さの比を1:1、1:2、2:3、3:4と変えるたび、模様もまったく違う形に。
「リサージュ図形」と呼ばれ、オシロスコープで2つの信号を比べるのにも使われてきました。
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